問題を解決する
ブランド力の強化から今ある課題や問題を解決するための、一貫性のあるデザインのご提案をさせていただきます。
「良い商品なのに売れない」「良いサービスなのにお客さんが来ない」「実績はあるのにあまり知られていない」
こうした売上や集客、認知度などに関するお悩みは多くの事業者さんが抱えている共通の問題ではないでしょうか。
このような問題の背景には、事業者さんがその魅力や価値といったものを十分に周囲に伝え切れていなかったり、伝える手段が間違っている場合が多いと言えます。
「他との違いを明確化させ独自の魅力を伝えていく」
まずはしっかりとそのモノの良さ、他との違いといったもの明確化させ、それを伝えるべき相手や場所に届くようにしていく。大分ざっくりした説明ですが、こうした取り組みを継続して行なっていく施策がブランディングであり、今では大企業からそれこそ個人に至るまで積極的に取り入れているケースが増えてきています。
問題解決にあたり、まずはその問題の原因となっている部分を知るところからスタートします。何が原因でどうすれば解消できるのかを探っていきます。
※例えるなら、病院のお医者さんが患者さんを問診・診察しその容態によって見合った処方や処置をする、といったことに似ていますね。
原因が魅力を十分に伝え切れていないという場合、まずはしっかりそこをどのように伝えていくのがベストかを試行錯誤し、それを戦略化してトータルのデザインで細部に渡って伝えていきます。こちらはある程度継続していくことがほとんどですが、その他の問題などの場合スポット的な処置や対応で解決する事例もあります。ただしそうした場合にも、しっかりと根本的な部分から広い視野での対応を心がけています。
人によっては大切なフィギュアやコレクションは嫁にも等しい価値を見出す場合があります。そしてそんな大切な存在を特別な光で照らしてより美しく飾ってもらいたい、そうした想いから「ヨメテラス®」というネーミングを考案。「名は体を表す」とはよくいったもので、このヨメテラスという名前は先に挙げたコンセプトそのものを感じるものになっています。
私はブランドのネーミングやロゴ、HPのビジュアルや広告媒体、オリジナルケース用デザインはじめデザイン全般を担当。また見た目の部分ではなく、SNSやブログの更新といった業務も担いブランドの方向性や考え方といったコンセプトの打ち出しにも尽力、総合的にお手伝いをさせていただいています。
ヨメテラスの発端はBtoB向けの製品を製作していたアクリル加工会社の常務取締役(当時)の方からの気軽な相談がきっかけとなっています。もともと持っていたアクリルの加工技術を用いて、BtoC向けの付加価値の高いケースを製作・販売したいという目的からのご相談でした。
ヨメテラスロゴマークのデザイン。シンボルマークは英語表記の頭文字YとTをモチーフとし「頭上に照明が輝くフィギュア」を抽象的にデザイン。ロゴタイプは先進的で質の高いイメージのものになるものに。
BtoCが本来の道ではありますが、その道は実のところとても険しく簡単なものではありません。実際このヨメテラスも何度も危機的な状況はありました。そんな中、自身の製品価値や認知度を高める要因の1つとして大手企業メーカーさんとの関わりというものがあります。目指すのはBtoCではありますが、認知度や実績といったものを高めるためにBtoBでの活動というものは非常に有効で貴重な経験だと言えます。
ロサンゼルスで開催されたAnime Expo2016にて、Tokyo Otaku Mode様ブース内にて展示用ケースを制作。
Gamescom2016にてバンプレスト様ブースにて展示用ケースを制作。©BANPREST
NYcomiconにてバンプレスト様ブースにて展示用ケースを制作。©BANPREST