良いデザイン・デザイナーとは

デザインは見た目が全てではない

デザインにも色々と業種はありますが、どのデザイン・デザイナーにも共通して言える部分があります。
それは、「単に見た目を生み出すのがデザインではない」という点です。

クライアントが求めているものは様々ではありますが、必ず何かしら困っていたり悩んでいたりと問題を抱えているはずです。そしてそれらを解決するためにデザインを必要としデザイナーに制作を依頼してくれるのです。
であればデザイナーはそうした悩みについてとことん理解するためヒアリングを行い、しっかりと問題点を浮き彫りにし、解決ができるデザインを提案しなければなりません。

極端な言い方をすれば見た目がダサくても、クライアントの問題が解決できるならばそれはデザイン本来の役目を果たしている「良いデザイン」と言えます。
重要なのはクライアントが抱えている問題点を解決できるかどうかで、見栄えの良し悪しというのは結果論でしかありません。
デザインにおける「見栄え」はもちろん大事ですが、デザインを構成する上での要素の1つにすぎず、その本質はクライアントが抱えている問題解決までの道筋を考えて創造するところにあると思います。

良いデザイナーはデザインの全てに説明ができる

デザイナーはデザインをする上で全ての要素にきちんと説明ができなければなりません。
何故この配色なのか、何故この書体なのか、何故この形状なのか、などなど。

明確な意図がなく、なんとなくかっこいいから、かわいいからと自分の感覚やセンスのみで作業をしてしまえば真の目的を達成するのは困難です。
また、そうした作業方法ではよく無駄に思考が彷徨い、結果PCモニター上でああでもないこうでもないととても効率の悪い時間を浪費してしまいます。
私自身まだ経験が浅い頃、自分のセンスと直感のみでデザインをすることが多々ありました。なんとなくそれっぽいカタチになりときにうまくいくこともありましたが、今考えればひどく非効率で無駄に時間を使っていたなと感じます。
もちろんデザインにおいて効率がすべてとはいいませんが、少なくても本来の目的達成のため戦略性を持ってデザインを行えば必然的に作業のスピードもあがるはずです。

良いデザイン・良いデザイナーの定義

これまでのことをまとめると、

「良いデザインとはクライアントの抱えている問題を解決できるもの」
「良いデザイナーとはクライアントの抱えている問題をしっかと理解し解決する手段を生み出せる人物」

だと思っています。
もちろん一概に良いデザイン・デザイナーを定義化するのは難しいですが、少なくても私個人はそう感じていますし、特に広告などの商業デザインに関してはこうあるべきです。
お洒落でかっこいいデザイン、クールでモダンなデザイン、煌びやかで美しいデザインなどといった表現は、これらを踏まえた上で辿り着く結果であり、最初から見た目だけに走ったデザインはでは期待している効果は得ることは難しいと言えます。

デザイナーの選び方

どうすれば良いデザイナーかそうでないかを見分けることができるのか?

率直に言って最初からそのデザイナーの力量を全て推し量ることは難しいと言えます。
上記で説明した良いデザイン・デザイナーはあくまでも本質的なものなので、さらに個々のデザイナーそれぞれの得意分野や個性などまでも考慮し、現在抱えている悩み・問題を解決してくれるデザイナーを見分けなければなりません。なかなか難しいことだとは思いますが、まずはそのためにクライアントご自身が一体何に悩んでどう解決して欲しいのか、という部分を今一度考えしっかりと明確に提示できるようにしておくことが大切だと感じます。

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