Illustratorの「テキストからベクター生成」についての率直なレビュー・感想など

あっという間にベクターアートが生成できる

クリエイターやデザイナーにとってAdobeの各ソフトは無くてはならないものといっても過言ではなく、その中でもIllustoratorは使われる機会の多いアプリケーションでです。
そんなIllustratorに魔法のような機能が実装されました。

それが「テキストからベクター生成」」です。
生成したいベクターアートのプロンプトを状況に合わせ入力するだけ、1分とかからずにベクターアートがクリック1つで完成してしまうという魔法のような機能。

最新版にアップデートされていれば、画面上に専用のコンテキストタスクバーが自動的に立ち上がっています。
あるいはメニューウィンドウにある「テキストからベクター生成」から操作していきます。
(どちらも表示されない場合は上部メニューのウィンドウからそれぞれ選択して表示)
※イラレのコンテキストウィンドウは常に選択したオブジェクトに追随してくるので若干使いにくので、個人的には表示OFFにしてメニューウィンドウから操作しています。

使い方は至ってシンプルで「テキストからベクター生成」メニューのウィンドウから、まずは種類(被写体・シーン・アイコン・パターン)からいずれかを選び、プロンプト(コマンドを実行するための言わばキーワードのようなもの、AIが行動するための命令文という感じ)のウィンドウ内に生成したいアートのプロンプトを入力、「生成(Beta)」ボタンを押すかenterキーを押して実行するだけです。
(入力する言語はかなりの数が対応されており、もちろん日本語での入力で受け付けてくれますが、ネイティブ言語は英語なのでより詳細な結果が欲しい場合には英語での入力がベターらしいです)

生成結果に満足いかない場合には、再度「生成(Beta)」をクリックすることで別の生成結果が表示されますが、体感としてはこの動作を繰り返す度にその結果はどんどん理想のものとかけ離れていくか、おかしな結果になる印象です。(恐らくAIの中でより優先度の高い生成結果を順に表示しているためなのでしょう)

  • STEP.1 種類を選択する。(被写体・シーン・アイコン・パターン)
  • STEP.2 プロンプトの入力
  • STEP.3 生成(Beta)ボタン or Enterキーを押して実行

このように簡単な3ステップ動作で様々な種類のアートが生成できる、まさに魔法のような「テキストからベクター生成」ですが、個人的にはまだまだ改善の余地を感じるものかなというのが率直な感想です。
もちろんまだBeta版だしAIの学習能力によってこれからどんどんよくなると思いますが、現状ではまだ線が途中で切れていたり、隙間ができていたり、よくみると形状がおかしいなど、生成結果がそのまま商用利用に使える完成度かと言えば「?」な結果のものも多いです。
(「テキストからのベクター生成」は商用利用も可能※2023年11月現在)


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。


TOP