ビジネスでは「良い意味でズレる」ことが重要

はじめに

ビジネスに限らずではありますが、時折「この人の考えは普通と違うな」「この製品のアイデアは普通はでてこない」なんていう風に感じることがあると思います。
もちろん中には悪い意味でズレてしまっている人を目にすることもありますが、前述のような思考が働く際には必ず良い意味でズレている人であったりアイデアがあるはずです。

そんな「良い意味でズレる」ということの大切さなど、ビジネスの観点でデザイナー視点で少し語ってみたいと思います。(若干ややこしくてすみません)
※ただはじめにお伝えすると、このズレを定義づけするのは難しく、個人の主観などでも見方が大きく変わったり、感覚的な部分になるかと思うので、その辺を加味して参考程度なものとしてみていただけると幸いです。

良い意味でズレるとは?

はじめに触れたように、歓迎すべきは「良い意味でズレる」ということであり、悪い意味でズレてしまっているいるモノとはできるだけ関わりたくないですし、自身がズレている人や考えの持ち主と周囲に思われたくもないのが心情です。
そのためまずは何を持って良い意味でズレているのか、悪い意味でズレているのか、という部分に少し触れてみたいと思います。

良い意味でズレている

発想や行動・言動、全てにおいて普通のそれとは明らかに異なる内容にも関わらず、大半の人がそれらに対して嫌悪感を抱かないものだったり、そんな手があったか?!といった感心を抱かせるようなもの。
そしてそれらが結果として良い結果に結びつくことが良いズレなのかなと感じます。
つまりは常人では思いつかない発想力や行動力、その辺を持ち合わせるのなら良い意味でズレているといって良いのではないでしょうか。

悪い意味でズレている

悪い方向にズレているな、という人やモノというのは恐らく皆さんも人生のどこかで遭遇しているはずです。
世間一般での常識などの範疇外の行動はそれ自体が奇妙に映りますが、それが明らかな変な方向とわかる場合は特に顕著。
「この人変なことするなぁ」と少し感じることは日常生活やビジネスの中でもそう珍しくありません。
周囲の多くが不快感や違和感を強く感じる場合は、それは大抵悪い方向にズレているということでしょう。

良い意味でズレるにはどうすれば良いのか?

意識せずに自然と人と良い意味でズレられるというのは、生まれながらの才能と言ってもいいかもしれません。
大多数の人では気づけないこと・できないことを、当たり前のようにできてしまうというのは典型的な良いズレの1つです。
ただ少数派の意見というのは時として大衆に受け入れられず、変わり者といった見方をされてしまうというのはこれまでの時代からも判明しています。

そういった人は良し悪しに関わらず育ってきた環境の違い、といったものも1つ大きな要因かなと感じます。
世間一般的な家庭環境とは異なる環境下で育った場合、多くの人が経験しないようなことも経験する機会が増えるからです。

ただ多くの人は意図せずズレた発想や行動を、良い方向に結ぶつけるのは困難なのかなと思います。
そのため個人的に良い意味でズレるた目に必要なことは、「自分を客観的に見れること」だと思っています。
俯瞰的な視点で自分の言動や行動を見つめてみる、そしてそれが本当に良いのか悪いのか、といったことを繰り返し行い磨きをかけていくことで少しずつ良い意味でズレた発想や行動ができるようになるのかなと感じます。

またそのためには良し悪しをしっかり判断できるということも求められるので、日々色々なものを見たり感じたりといったセンサーを様々な箇所に張り巡らせていくことも大事です。
客観的に見てもそれを測るためのメジャーがおかしかったり意味がありませんから。

最後に

今回のテーマとして掲げた「良い意味でズレる」ということに関して、やはりこのこと自体が受け取る側次第のものによるためなかなか難しいものだなと改めて感じます。
観測者によって受け止め方が変わる以上、絶対的な正解はないとは思いますが、その上で確率としての良い意味でズレるにはといった部分に触れてみました。

この内容が良いかは別として、恐らく客観的にみて悪い方向にズレてはないなと個人的には感じる次第です。

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